園長の自己紹介 | 保育ルームおつきさま

簡単な自己紹介

私自身も一児の父として、保護者の皆さまと同じ立場で子どもを育てています。
父親になったことで、保護者の方々が日々感じている「大切な宝物を預ける不安や願い」を、これまで以上に深く実感するようになりました。

保育士としての経験はそれなりに積んできましたが、育児に関してはまだまだ手探りの毎日です。実際に子どもを育てる中で、「知識」だけではわからなかったことに気づかされる場面も多く、保護者の皆さまから学ばせていただくこともたくさんあります。

だからこそ、子どもたち一人ひとりに寄り添い、守り、育てることの重みと尊さを、改めて心に刻みながら、これからも保育に向き合っていきたいと思っています。

夜間保育と聞くと、

「夜に子どもを預けるって、どんなところなんだろう」「ちょっと不安かも…」
そんなふうに感じる方も多いのではないでしょうか。

実は、私自身も始める前は同じ気持ちでした。

私は自分でも「昭和的だな」と思うほど少し古い価値観を持っていて、
どうしても夜間保育と聞くと最初は身構えてしまっていたんです。

でも今は令和！働き方も家族の形も本当に多様になり、
夜に働くことも決して特別なことではなくなりました。

だからこそ、「安心してお子さんを預けられる夜間保育の場」を
地域に作りたい、その思いからおつきさまは始まりました。

実際に運営してみると、行政への届出や定期的な監査など、
昼間の保育園と変わらない厳しい基準がしっかりあり、
「これなら保護者の皆さんも安心していただける」と私自身も実感しています。

とはいえ、最初は分からないことだらけ。

監査では注意を受けて落ち込んだこともありましたし、
たくさん失敗してしまい、時には保護者の方をがっかりさせてしまったこともあります。
その度に反省し、学び、改善を重ねてきました。
その積み重ねこそが、今のおつきさまを育ててくれたのだと思っています。

おつきさまは、夜という静かな時間帯だからこそ

子どもたち一人ひとりとゆったり向き合える場所です。
限られた遊びの時間の中でも「楽しい！」を大切にしながら、
眠りにつくまで安心して過ごせる環境を心がけています。

これからも保護者の皆さんと手を取り合い、
「ここに預けてよかった」と思っていただける
あたたかな夜間保育を続けていきます。

子どもたちの「ただいま！」と「おやすみなさい」が
いつも安心と笑顔に包まれる、そんな場所であり続けたいと思っています。